見守る勇気

子どもたちが待ち焦がれていた雪が降り、真っ白になりました。子どもたちは大喜びですが、おとなは覚悟をしなければといった感じではないでしょうか。

2学期はいろいろな行事がありました。親子遠足、芋ほり、あきまつり、てんしフェスティバル、公開保育など・・・。幼稚園という社会に入らなければ、できなかった多くの経験をしてきました。特に新入園児は、ここに来て集団のルール・約束事を知り、お友だちや

先生たちとの関わりを通して、多くのことを学んできました。

子どもは子どもの中で大きく成長します。子どもは、親から離れることによって少しずつ自立していきます。親は子どもの成長を見つめ、見守る勇気が必要になります。小さな困難・失敗と達成感・喜びをくり返しながら、たくましくなっていくのです。

今、子どもたちは、12月のクリスマスお祝い会に向けて、練習に励んでいます。CさんDさんはお遊戯、Bさんはオペレッタ、そしてAさんは聖劇をします。AさんBさんは、今までの経験を土台に期待を持って練習を楽しんでいる姿が見られます。

12月7日のクリスマスお祝い会は、クリスマスの意味を考えながら、子どもも大人も

一緒にイエス様の誕生をお祝いすると共に、舞台に立つ成長したお子様の姿をしっかり心に刻みましょう!改めて、当日全員が元気いっぱい眼を輝かせてステージに立つ事ができるよう祈っております。

園長  田中 雅子