子どもの元気を引き出すために
長い夏休みかと思っていましたが、アッという間だったと感じているのは私だけでしょうか?暑い夏休み、皆さんいかがお過ごしでしたか?今日から2学期が始まりました。久しぶりに会った子どもたちは、一回り大きくたくましくなったようです。
私たち教職員もそれぞれいろいろな研修に参加し、多くの学びを得てきました。その中で、日本大学教授から子供の”元気″を引き出すために「光・暗闇・外遊び」「ワクワク・ドキドキ」「よい加減」のススメというお話を聞きました。日中お日様の下で元気に遊ぶことによって、メラトニンという眠りのホルモンが出て、夜眠くなり、昼は子どもらしくワクワク・ドキドキしながら夢中になって遊ぶことによって、生活のリズムができる。そして大人も子どもも楽しみながらのんびり「よい加減」であることが大切だということです。
天使幼稚園は、朝お天気が良い日は毎日園庭で遊びます。それから、朝のお集まりで、心静かにお祈りをします。静と動があるカトリック幼稚園ならではのとても良いところです。子どもたちは自然と元気に遊ぶときと静かに祈るときのけじめを身に付けていきます。これは人の話を聞く姿勢へとつながっていると思います。
何度も申していますが「三つ子の魂百まで」よく言ったものだと思います。幼児期に受けた経験、環境によって形成された性質・性格は100になっても変わらない。私たちは、その大切な時期の子どもたちと関わっている重大さを改めて感じた研修会でした。
2学期も、より一層子どもたちそして保護者の皆様とともに充実した毎日であるよう「よい加減」に楽しくやっていきたいです。改めて2学期もご理解とご協力をどうぞよろしくお願い致します。 園長 田中雅子